立派な中年になっちまった今でも駄菓子屋フェチなわけですよ。

子供の頃、100円玉一個握り締め、駄菓子屋に丸々一日タコ粘りしたガキおやじ。

始めのうちは、目を爛々と輝かせて店内を物色するガキおやじを、目を細めながら眺めている店のババアも、だんだんウザくなってきて、そのうち聞いてもいないのに、『それ20円!』とか、『それ30円!!』とか、面倒臭そうに言ってきても馬耳東風。

挙句の果てに、『買わないんなら出て行きな!!』とか言われてもタコ粘り。100円でいかに満足できるか、熟慮に熟慮を重ね、延々と店内に居座る。そんなクソガキだった。

川崎の田部井商店のババアや、戸塚のえびす屋のババアにはさんざん『出て行け!!』って言われたなぁ。もうあのババアたちも亡くなってしまったろうな・・・。っていうか、もう駄菓子屋をやっていないだろうな。

今は、駄菓子屋も個人では経営が成り立たないので、株式会社化して大量仕入れし、大型商業施設のテナントとしてチェーン展開している『似非駄菓子屋』が主流だ。

いわゆる子供好きのジジイ、ババアが道楽でやっている『筋金入りの駄菓子屋』は殆ど聞かない。以前住んでいた、栃木県小山市の『小山商会』がガキおやじが知っている唯一の『現存する筋金入りの駄菓子屋』だ。

この『小山商会』では、『新幹線ゲーム』が、感動の現役稼働中だ。10円玉をパチンコのようにはじいて、途中のトラップ(駅名が書かれた穴)を避けて東京駅からゴールの博多駅を目指すというもの。博多まで見事10円玉を運ぶことが出来ると、プラスチックのカードが払い出され、カードの色に応じて、30円とか、50円とか、100円とか、店内で金券として使うことが出来る。こいつが子供の頃から大好きだった。

昨今の子供が見向きもしない新幹線ゲームを、40過ぎた中年が、駄菓子屋の軒先で一心不乱にやっていたのだ。

子供たちや店のババアからは、『頭のおかしいオヤジ』と思われていたかも知れないな(笑)。

オリオン・ココアシガレット
さて、↑コレはご同輩なら当然ご存知であろう。オリオン製菓『ココアシガレット』である。ブドウ糖に香料などを混ぜて固めた砂糖菓子だ。

100円ショップ『キャン・ドゥ』で、4個100円で売っていたので速攻ゲット。恐らく30年以上ぶりに買った。にゃはは~、なつかしいなぁ!!

しかし、わくわくしながら箱を開けてびっくり。。。

・・・コレじゃねぇ!! 卍

中身が俺の知ってるココアシガレットじゃねぇ!!
↑コレはガキおやじが愛して止まなかった、往年のココアシガレットではない。。。

『なんのこっちゃ?』と思われる方が殆どであろう。

ガキおやじが子供の頃のココアシガレットは、こんなにきれいに成形されていなかった。それに、写真のようなチョーク状のものでもなかった。

昔のココアシガレットは、表面はザラザラしていて、もっと砂糖菓子っぽかったのと、金太郎飴のような二層構造だった。すなわち、外側は甘く真っ白の棒状だが、中は茶色いココア味の芯が一本通っていたのだ。

口にくわえると、いかにもタバコっぽかったのだ。子供はみんな、コイツを人差し指と中指で挟んで、タバコを吸う真似をしたものだ。このチョーク状のものでは雰囲気出ないね。

タバコへの興味を惹起するような商品を子供向けに販売するのは、今時CSRの観点からよろしくないのだろう。仕方ないことだ。

しかし、これはかつて流行ったココアシガレットとは違う、チョット残念な気持ちになってしまったのである。。。
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