2011.05.27 CM考
ガキおやじ、子供の頃からかなりヘビーなテレビCMウォッチャーだ。

昔録画したビデオなんかを見るたびに、本編よりも、懐かしいCMに感動してしまう。深津絵里のシンデレラエキスプレスとか、森高千里のポカリスエットとか、『ダンダーン!! ボヨヨン、ボヨヨン!』とかね(笑)。

ウチの妻は、CMを愛でる感覚は持ち合わせていない。録った番組を永久保存版にする際、完璧にCMをカットしてしまう。

あ~、もったいねぇ! と思いながら、必死でCMをカットしている姿をじーっと見てるんだけど。

テレビCMってスゴいんだぜ。15秒とかで、宣伝対象の特徴を分かりやすく説明して、購買欲を刺激する。すなわち、見る人の記憶領域に一瞬でアプローチする。

優れたCMになると、その後続々と出てくる新しいCMの嵐に揉まれても、淘汰され、忘却の彼方へ葬り去られることもなくずーっと記憶領域に残る。仕組みはわからないが、恐らく脳生理学を駆使して、目と耳から入る情報を脳に深く焼き付ける、強烈な力を持っているのだ。

だからCMクリエイターはすげえなと思うのよ、アタクシ。

冗長なCM、例えはテレビショッピングみたいなのは、内容が陳腐でも、プレゼンターの話術でどうにでもなる。

しかし、テレビCMはそうはいかない。何たって制限時間15秒だから。この時間内でインパクトを与え、対象の特徴を説明し、消費者に行動を起こさせなければならない。

CMクリエイターは『神』なのだ。 

今ガキおやじお気に入りは、『ドリームジャンボ宝くじ』のCM。

特段変わったところはない、フツーのCMなんだけど、東日本大震災で苦しんでいる日本人にとって、希望の光を与えてくれる気がするのだ。

ミュージカル風の設定で、王様の格好をした西田敏行さんが歌を歌うという、至ってシンプルなCMだ。

しかし、初めて見た瞬間、ガキおやじの琴線に触れてしまった。

歌の歌詞、曲調、西田さんの表情、すべてが絶妙にマッチし、震災以後疲弊しているすべての日本人に勇気と希望を与えていると思うのよ。

♪前を向いて~ 生きて行けば~
運の花が~咲く~日~が来ると~
ドリームジャンボ~宝くじ3億円~♪

・・・何てことはない。『宝くじ買って~!』っつーCMだ。

しかし、ガキおやじ的には、『BEST CM AWORD 2011』なのだ。たった15秒で、人々に勇気と感動を与えたCMだ。

・・・俺はジャンボ宝くじなんか買わねえけどね~(笑)。
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