コマセの役割はもちろん『魚を寄せること』だが、コマセはきちんと目的を持って作らないと、『エサ取りさん、いらっしゃ~い!!』になってしまう危険なアイテムだ。

調合はもちろんのことだが、一番の肝は『混ぜかた』である。

コマセを触るのを嫌がって、テキトーに混ぜただけではまず効果はない。

ここは我慢だ。糠味噌に手を入れるおっかさんが如く、徹底的に混ぜること。そして、適度な粘りを出してやるのだ。

お好み焼きを作る、或いはホットケーキの生地、餃子の餡を作るように、これでもかというほどに混ぜるべし。

初心者が陥りやすい間違ったコマセのほとんどが、混ぜ不足による過度のバラケコマセ、或いは水の入れすぎによる超低粘度コマセである。

これでは、目的とする魚がいる深さまでコマセは到達せず、投入した途端に表層でコマセがバーッと広がってしまう。

雑魚の猛襲に遭ってしまうのがオチ。結局、ターゲットにはコマセは届かず、コマセ効果は全くなくなってしまう。

コマセで表層に雑魚を呼び寄せ、その雑魚を狙うフィッシュイーターを狙うという高等テクもないことはないが、それは本来のコマセとは意味が違う。

投入されたコマセが、適度に濁りを放ちながら落ちて行き、着底したところでバラけ、そこに食わせエサがあるというのがベスト。

混ぜが足りず、粘りが出ていないと、着底する前にコマセは海の藻屑と消えてしまうし、水が多すぎると、コマセは沈まず、表層を汚して終わりである。

手でギュッと握った際、ダンゴ状になり、さらに手にまとわりつく程度が正解。手からパラパラと落ちるようでは水が足りない、団子にならず、ぐにゃぐにゃなら水が多すぎだ。

また、コマセの配合は、別にメーカー指定の配合にこだわる必要はない。

よく、『オキアミ3kg+○○2袋+××1袋』等と書いてあるが、あんなもん忠実に守っていたらえれぇ高くついてしまう。

費用を押さえたかったら、オキアミを増やしてやればよい。或いは、比較的安いバラケ用のコマセを多目にして嵩を稼ぐとよい。

しかし、これらを増やすと、コマセのまとまりが悪くなるので、一層の練り込みが必要だ。

ガキおやじのベスト配合は、オキアミ1kgにマルキューチヌパワー1.2Kg(小1袋)、オカラダンゴ2kg(1袋)、現地採取砂テキトーだ。なるべくオキアミを潰さないように、しかし粘りが出るまで徹底的に混ぜる。

これだと、本当は比重をあげて粘りを出すチヌパワーが足りない。また、ターゲットにとってのお宝であるオキアミも足りない。しかし、徹底的に混ぜ、こねることで粘りを出してやるのだ。比重は現地採取砂があげてくれる。

チヌだろうがグレだろうがタナゴだろうがフグだろうがベラだろうかいつもコレだ。

・・・だから本命が釣れねぇんだけど(笑)。
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