2011.02.02 魚の好み
40歳を過ぎて、ガキおやじの味覚が明らかに変わった。

成人するまで魚が一切食えなかった話は何度か書いたが、魚が食えるようになったあとも、嗜好がだいぶ変わった。

魚食が始まったばかりの頃は、単に食えるようになったというだけで、積極的には食わなかった。

一番イヤだったのが、魚の脂。

よく、『脂の乗った○○』がうまいと言うが、ガキおやじはブリや鮭、アジの干物などは、パサパサで口の中でクチャクチャしながら食うような、脂の抜けた魚が好きだった。

マグロも大トロなんてあり得ない、赤身が一番好きだった。

寿司屋でも、一番好きなネタはイカかタコかウニだった。

うまい魚を食っていなかったのだろう。

結婚して、岩手に引っ越して、劇的に変わった。

ガキおやじが住んでいたのは、内陸の北上市だったが、ココで手に入る魚は、何もかもが旨かった。何もかも。

中でも一番のお気に入りは、ホッケとコマイ。

特にホッケは、関東で売っているそれとは全く違った。まず、デカいし、一夜干しなんか脂が凄い。

一番嫌いなはずなのに、脂の乗った三陸のホッケは最高に旨かった。

それと、ホッケ、ニシン、サンマを初めて刺身で食ったのも岩手だった。

今でこそ、サンマの刺身はカッパ寿司でも食えるようになった。でも、ホッケやニシンの刺身は今でも関東にゃないでしょ?

感動的な旨さでした。

その後、いつの間にか、肉より魚の食生活に変わってきた。また、まともな人間と同じように、『脂の乗った○○』を求めて夜な夜な飲み歩くように(笑)。

そうして、脂ぎった魚を食い続けた30代を経て、40代に突入し、また嗜好が変わってきた。

今、一番好きなのは『酢締め』。

シメサバ、ママカリの酢漬け、ニシンの酢漬け、コハダなんかが最高に旨いと思うようになった。

出張で新幹線に乗るときなんか、帰りは必ずママカリの酢漬けと豆ちくわ、うなぎボーンをつまみに独り大酒を煽り、新横浜に着く頃はベロベロになっている。

昔は新幹線の友といえば、ホテイの焼き鳥・名古屋コーチンが一番好きだったんだけどね。

だんだんオヤジ度が上がってると言うことだな(^-^)
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