2011.01.21 竿の話
釣りしていて、竿のトラブルほど戦意喪失させられるものはない。

ビッグファイトの末、竿が折れてしまったというならまだしも、激闘で竿が折れるなどということは殆どない。

陸っぱり釣り師が竿を折るのは、99%は自分の不注意だ。

根掛かりを無理に外そうとして竿を大きく煽った瞬間にポキッ!

地面に置きっぱなしにした竿を踏んづけて、或いは踏まれてベキッ!

はたまた、穂先に絡まった道糸を無理に解そうとしてポキッ!

またあるときは、納竿の際、振り出し式の竿をたたむ際、トップを持ったまま無理に押し込もうとしてポキン!

何で実釣ではあんなに撓り、粘ってくれる竿が、こうも簡単に折れちゃうかと思うよね。

実は、ガラスファイバーやカーボンファイバーを使った釣り竿は、竿先にかかる力を、ぐーっとたわむことによって、竿全体で吸収している。

だから、竿全体に負荷を散らせないような力に対してはとても弱いのだ。

竿先だけに力をかけるとか、竿に対して横からの力に対しては、驚くほど脆弱だ。

そうした横からの力に対し、ある程度の耐性を付与しているのが、カーボンシートをスパイラル状に巻いたものだ。

シマノ『スパイラル-X』シリーズに代表される、あの手の竿だ。強化繊維をスパイラル状に巻くと、全方向からの力に対し強くなる。

特に、捻れに対しては大きな効果を発揮する。橋梁建設、航空機製造なんかではお馴染みの手法だ。

しかし、べラボーに高いので、とてもガキおやじになんかは手に入らない。

取り扱いに気を付ければ、メーカー不明、産地不明の竿だって長持ちするのだ。

でも、980円のサーフロッドとかは論外よ。

波止小物用竿なら1,980円
波止サビキを考えるなら2,980円
磯小物万能竿なら4,980円
胴突き投げができる磯万能竿なら5,980円
チヌ竿のような穂先が細く柔らかいものなら7,980円

程度が、ガキおやじが推奨する最低価格帯かな?

っつーことは、ガキおやじの愛用品の価格帯そのまんまである。

高いやつはそれなりにイイ。しなやかだし、見た目も美しいし、ココ一番の時に素晴らしいパワーを発揮することも事実だ。

しかし、いつまでたっても『ココ一番!』の場面が来ないガキおやじにはあまり関係ない(笑)。
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