道糸、ハリス、ハリだけの仕掛けで行う完全フカセ釣り。ウキはもちろん、錘も一切使わない。

仕掛けの自重だけでポイントへ持って行き、潮の流れに完全に任せる。余計な抵抗を極力排し、餌が自然な感じで漂う。ライブ感を演出するにはこれ以上の方法はないそうで、磯上物釣りなどに対して、非常に合理的な方法と言われている。

しかしコレが合理的な釣り方とは、チャンチャラおかしいゼ・・・と、ガキおやじは思ってしまうのである。

完全フカセは、釣りのメカニズムとしては、確かに自然の摂理に適っている。しかし、全く以って実践的でないのだ。

①狙ったポイントに仕掛けを投入できない。

②仕掛けが今どの位置にあるか、全く確認できない。タナ取りなどほぼ不可能である。

③コマセと食わせ餌を同じような位置に流すことが驚異的に難しい。

④道糸、ハリスを選択するにあたり、糸の材質(比重)、号数に異常に気を使うくせに、チョットの風ですべて台無しになる。

要は、テキトーに流し、たまたま通りかかった魚に食いついてもらうという釣りになってしまうのだ。

こういう釣りは、合理的とは言えない。

糸の微妙な動きを見ながらアタリを取る、糸の材質を変えることで、沈み方のスピードが変わるなど、釣り方が『玄人っぽい』ため、熱狂する釣り師は多い。

しかし、『狙ったところに仕掛けをすばやく投入する(垂直方向の動き)』、あるいは『足元を狙ったり、遠投したりして広範囲を探る(水平方向の動き)』と言う点において、これ以上ないほど非効率的な釣りであると、ガキおやじは考えている。

磯では、水深も遠近も広く探れる合理性の点で言えば、遊動式ウキ釣り仕掛けに勝るものはない。
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