2010.10.27 魚の視力
『魚は目がいい』という人がいる。

太いハリス、道糸は『見切られる』のだそうだ。

ガキおやじはこの考え方に真っ向対立する考えだ。

魚の目がいいわけがない。

視力は、外界からの情報を取り込む『レンズ』と、その情報を画像・映像として結ぶ『感光体(網膜)』、そして、『感光体』が結んだ画像や映像を、『それが何なのか』を認識するための『CPU』すなわち『脳』の3つが必要だ。

このうちどれかひとつでも欠けると、『視力』すなわち『外界の情報を取り込み』、『その情報を画像化し』、『その画像が何なのか』を判定するプロセスが実行できないのである。

魚が生命維持のために備えている機能は、せいぜい一番最初の『レンズ』機能だけである。だから、目から入力されてくる情報に対し、それが外敵か、はたまた餌か、判定はできない。

外敵から身を守る機能を果たしているのは、『目』ではなく、『耳』と『鼻』である。

というのがガキおやじの主張。

パソコンと同じで、画像、映像をリアルタイムに処理するには、膨大なデータ処理能力を必要とされる。

だから魚の脳ミソでは処理できるはずがないのだ。

ただ、脳ミソのキャパシティに対し、普段どれくらいの使用率があるかと言えば、人間なんかよりよっぽど魚の方が高い。

人間は、自分が持っている脳の領域の1%も使わず、のんべんだらりんと日々生活しているが、魚や昆虫等の下等生物は、脳のキャパシティをほぼ100%使っているはずだ。そのうちの50%以上は、生命維持のためだけに使われている、つまり、心臓を動かす、餌を認識する。一定の条件を満たしたら産卵するなど、そういうことを行うために使われる。

リスクヘッジはその次の領域である。

もともと脳の処理能力が大昔のポケコンのBASIC以下なので、画像の認識などできるわけないのだ。

だから、『ルアー釣り』が成立したり、カツオの一本釣りで、海面に水を撒くだけで、イワシの群れを演出出来たりするのだ。

対して、『音』、『匂い』については、魚は敏感だ。これらは、画像、映像情報に比べ、圧倒的にデータ量が少ない。

魚の本能の領域としてインプットできる程度のデータ量なのだ。

・・・何が言いたいか?

魚の目を欺くため、必要以上に細く、小さい仕掛けを使う必要はあまりないと言うことだ。

魚の目は、基本『フシアナ』である。

それよりも、『人間の物音を認識させるような不用意な音をたてない』とか、魚が警戒するような『臭い』を水中に落とさない方がよっぽど釣果に影響するのである。とくに地面を伝わってくる『音』が一番魚の警戒心を煽るね。

・・・ガキおやじは、生物学者でもなんでもないので、この記事を鵜呑みにするか、一蹴するかはあなた次第。

でも、ガキおやじの基本的な考え方は、『所詮魚じゃねぇか!!』なのである。
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