2010.10.13 新半月
先日、実家に帰った際、父の遺品である釣具の中になにか使えるものはないかと、物置をガサ入れしたときのこと。

ガキおやじが小学生のころ、戸塚の矢部池でのクチボソ釣りにハマっていた頃の道具入れが出てきた。

道具入れといっても、茶筒のカンカンなんだけどね。拙い子供の字で、『釣具(川、池専用)』と書いてある(笑)。

ということは、『釣具(海専用)』と書いた茶筒のカンカンもどこかにあるはずだ(笑)。

その、『釣具(川、池専用)』を開けてみると、仕掛けを巻いて保管する糸巻きやら、細かくちぎれた板錘やら、小さな棒ウキ、東レナイロン道糸『銀鱗』0.6号などが出てきた。

おー、懐かしいなあ!

当時はそれこそ毎日矢部池でクチボソ釣りしていたもんな。

いつも一緒に釣りしていた、ミックン、ヒロセ、イシ・・・みんな元気かな?

なんて感慨に耽りながらカンカンをさらに漁っていたら・・・。

出てきましたよ、『がまかつ・タナゴ針 新半月』懐かしい!

当時、がまかつの一番安い針は50円だったんだけど、この『新半月』は150円もしたんだよ。子供には高価だったな。

なぜかハリスが真っ赤でね、カッコ良かった。

コイツに赤虫つけるのが厄介でね、大根の輪切りを母からもらい、赤虫を大根の上に並べて針に刺したっけ。

クチボソ釣るにはこの針が最高だった。がまかつ『袖1号』など、超小型の針もあったが、懐が深いため、フッキングが難しかった。『新半月』の針の細さ、しなやかさ、切っ先の鋭さは、他の追随を許さない逸品だった。

今でもあるのかなあ? がまかつ『新半月』タナゴ針。

今じゃタナゴが釣れる清澄な止水もめっきり減ったからなあ。『タナゴ釣り』というカテゴリー自体、滅亡の危機だよな・・・。

ウキの代わりに『トンボ』という竹ひごのようなものを3本くらい道糸に巻いて、わずかなアタリで道糸がねじれ、トンボがクルクル回るのをじっと待つ、まったりとした釣り。魚体はホントに綺麗だった。

風情があったよなぁ・・・。
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