ニュース番組で釣り師が取り上げられる場合、99.9%、批判の対象だ。

今朝は、江戸川の天然うなぎから国の基準値を越えるセシウムが検出されたというニュース。

ニュースメイクの取材班はわざとバカっぽい老人釣り師だけを狙って、製作側のシナリオ通りのコメントを取り上げ、全国に垂れ流す。

『セシウム? そんなの関係ないよ。食う、食わないは自己責任だから、危ないと思ったら食わなきゃいいだけの話だ。俺? 食うよ。江戸川のうなぎはサイコーだからな!』

こんなバカなコメントを言うヤツを必死に探して取り上げる訳だ。

『セシウムが検出された以上、口にはできない。残念だが、江戸川のうなぎ釣りは暫く休まなきゃな。』

という優等生コメントをする釣り師は当然ボツになるわけだ。

ニュース番組は大衆誘導の最も簡単かつ効果のある手段だ。

視聴者と番組の間に共通の敵を作り、一緒に攻撃する。大衆に『そうだ、そうだ!』と思わせることができたら、その番組は成功なのだ。

新潟東港の、行政と不法釣り師の3年戦争をご存知か?

高波に足元を洗われる危険な堤防があるのだが、サワラが釣れる一級ポイントなんだそうだ。

毎年のように釣り師が死ぬ場所だとかで、行政が立ち入り禁止のバリケードを張るんだけど、張っては破られ、張っては破られのいたちごっこで、遂に巨費を投入し、『刑務所並み』の巨大バリケードを建設したというバカなニュース。

取材班は、バリケードを破るバカ釣り師の姿を面白おかしく取り上げる。

しかし、人権に配慮してるのか何なのか知らないけど、顔にはモザイクをかけ、釣り師の捨て台詞は音声を変えて報道している。

本気で『危険だから入らないでほしい』と啓蒙しているのではなく、バカ釣り師の傍若無人振りを煽り、『3年戦争』とか引っ張って面白おかしくシリーズ化しているだけなのだ。

本気で立ち入りをやめてほしいと願うなら、モザイクは不要だし、肉声の捨て台詞を流せばよい。

逆ギレするバカ釣り師に、『このまま全国に放送しますよ!』と脅せば、誰もそんな場所に立ち入ることはなくなる。

バリケード破ってまで釣りするバカは、高波にさらわれて命を落としたとしても、それが本望だ。

不法者、言ってみれば犯罪者の人権を尊重することは、日本国憲法が謳う『法の下の平等』とは違うのだ。

本気で江戸川のうなぎを食う釣り師や、新潟東港のバリケードを破るヤツを心配しているのであれば、顔出し報道すればよい。

・・・こんなこと言ってるガキおやじ、実は超ハト派の博愛主義者なんだけどね(笑)。
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