代表戦は、観るものはモチロンだが、プレイする側も特別な思いがあるだろう。

普段敵同士の者が、国旗の下、選ばれた代表チームの人間としてひとつになって団結するんだもん、盛り上がらないはずがない。

しかし、バッテリーだけは、代表チームの団結は当然だが、それ以外の思惑もありそうだ。

圧倒的にキャッチャーに利があると、ガキおやじは思うの。

どういうことか?

キャッチャーは、チームの中では『扇の要』に当たる。

プレイ中、攻撃側も守備側もすべて見渡すことができる唯一のポジションだ。

ゲームメイクするのもキャッチャーの仕事だ。

ピッチャーをリードし、守備陣には場面ごと、打者ごとに位置を指示したり、試合中はずっと頭を働かせなければならない要職だ。

肩の強さはモチロンだが、キャッチャーは何よりも頭の良さが要求される。バカにはキャッチャーは務まらないのだ。

・・・ちょっと脱線したな。

代表戦ってことは、当然国内リーグでは敵同士の選手が呉越同舟なわけよ。

代表戦が終わればすぐに国内ペナントレースの開幕なわけよ。

そんな大事な時期に、敵チームのエース級の球が受けられるなんて、これほどオイシイことはないわけ。

ピッチャーの持ち球バリエーション、変化球投球時のクセなど、色々な情報をインプットしながら球を受けているわけ。

例えば、広島の前田健太の球を2試合受けた巨人の阿部慎之助。

代表戦で戦っているときは信頼関係MAX。当然全力で投げるし受ける。

しかし、代表チームが解散されれば、また自チームに戻り、6ヶ月以上にわたる仁義なき戦いを繰り広げることになるのだ。

慎之助は、マエケンの持ち球、クセなどの情報をごっそりお持ち帰りしたから、チームメイトに対し、『あの球は打てないから捨てろ』とか、『アウトローのスライダーの時は僅かに肘が下がる』とか、『インハイのストレートは僅かにシュートする』とか、生の偵察情報を提供することができる。

日本代表のキャッチャーを通じて、巨人は広島に対し、圧倒的なアドバンテージを享受出来るわけだ。

まあ、いくら情報をもらったところで、オランダ戦の時のマエケンの球は打てないけどね。

ピッチャーも、そう言うリスクがあると思ったら、キャッチャーのサインに100%従わず、首を横に振り、手の内をすべてオープンにしないことも対抗策としてはあり得る。

しかし、日の丸背負った代表戦でそんなことしたらとても外国の代表チームには勝てないから、代表チームのピッチャーは己の全てをさらけ出し、敵チームのキャッチャーに全力投球するのだ。

結局、キャッチャーは丸儲けってわけ。

・・・だいぶ穿った見方だけどね♪
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