2010.09.30 必修科目
昨日、糸について書いたのでもうひとつ糸ネタを。

大物が掛かり、いざ、ファイト!

一進一退の攻防。魚は必死の抵抗を見せ、ドラグからジリジリと糸を奪って行く。アングラーは、根に潜られないようにコントロールしながら敵を泳がせ、力尽きるのを待つ。

ひとしきり泳がせ、魚の動きが鈍ったところで一気に勝負に出るアングラー。

『フフフ、バカめ!』とばかりに回収モードに入った瞬間、敵が最後の抵抗を見せ、

・・・ブチッ!!

♪チャラリーーー 鼻から牛乳ーーー!♪(古すぎて誰もわかんねぇってか?)

・・・こんな経験、誰でも一度はあるんじゃないでしょうか?

勝負どころで糸が切れる。無念ですね。

しかしこれって糸のせいですか?

モチロン、糸のせいもあるかもしれません。管理が杜撰で傷のある糸だったのかも知れません。また、100円ショップで買った粗悪な糸だったのかも知れません。また、想定を遥かに越える大物だったのかも知れません。

さて、切れた場所をよーく見てみましょう。

切れたのは糸ですか?

違いますね。『結び目』が解けたんですね。

実は、これが一番多いのです。

特に初心者は、十中八九、結び目のトラブルと言っても過言ではありません。

そうです。意外な盲点なのが、『いい加減な結び方』によるトラブルなのです。

糸を生かすも殺すも、結び方次第です。結び方をきちんとマスター出来れば、糸にまつわるトラブルを80%は解消できます。

いろんな結び方を覚える必要はありません。最低3つ、PEラインを使う人は4つ、これだけは必須です。

1.チチワ

・・・のべ竿に道糸を結ぶ、幹糸からエダスを出す場合の基本中の基本。これができなきゃ釣りはできません。


2.本結び

・・・針とハリスを結ぶ一番簡単な結び方。これが出来ればハリスをいくらでも長くできます。いつも既成のハリスつき針しか使ったことない人は、是非マスターしましょう。磯で浮き釣りする人は必須です。


3.ブラッド・ノット

・・・これができると、道糸同士は勿論のこと、人命救助にも使えるかもよ。結び方のなかでは一番簡単ですが、驚くべき締結力です。是非覚えましょう。覚えるまでもないほど簡単です。

この結び方の弱点は、太さが大きく違う糸同士は極端に結びづらく、締結強度が出にくいことと、結び目の前後が縮れやすいことです。でも絶対マスターすべき。

ナイロン同士或いはナイロンとフロロカーボンの締結ならば、この結び方が最強です。


4.ビミニツイスト

・・・PEラインとフロロカーボンリーダーを結ぶときの必須項目。表面エネルギーが極端に低いPEラインは締結性が極悪で、ビミニツイストのように、『結ぶ』というより『編み込む』締結法が必要です。

ブラッド・ノットで代用できないこともないですが、絶対強度は格段に落ちます。

ビミニツイストの注意点をひとつ。

釣りの本などで、リーダーの端末をライターであぶり、一度溶かしてこぶを作ると良いなどと書いてあることがありますが、あんなの大ウソです。

樹脂から糸を作る際、高熱、高圧のホッパーから樹脂を射出させ、テンションをかけながら冷やし、強靭な糸を作るのです。

それを火にあてて溶かすなんて噴飯ものです。一度でも熱で溶けてしまうと、その部分の強度は3分の1以下に低下してしまいます。

端末を止めるなら、極々少量のシアノアクリレート瞬間接着剤をつけます。これもつけすぎると糸は溶解しますので注意。


どの結び方も、一度マスターすればなかなか忘れません。何度も何度も練習しましょう。

これでライントラブルは激減するはずです。
道糸、ハリスは、細ければ細いほど良いと言う人がいる。

特にチヌ師、ヘラ師に多い。スレた魚、目のいい魚は、道糸、ハリスを見破る術に長けていて、太目の糸は見切られてしまうと言うことらしい。

果たして本当なのだろうか?

ガキおやじは、このブログのタイトル通り、究極のテキトー釣り師なので、魚が糸を見切れるなんて思っていない。もちろん、道糸もハリスも、細ければ細いほど、風や潮の影響を受けにくく、また、太陽光を拾いづらいため、結局は水中で目立ちにくいと言うのは理解している。しかし、それを理由に、魚の体格以上に細い糸を使うのはナンセンスだと思っている。

魚なんて、たとえ糸が見えたとしても、その先にエサがついていて、魅力的なアクション、形状をしていれば食いつくに決まっている。もともと魚の遺伝子には、釣り糸が危険なものであると言うことを認識する情報など記録されていないからだ。

もちろん、一度でも釣られてしまった経験がある魚は、針や糸が危険なものであると言うことは学習するだろう。しかし、釣られた経験のない魚は、そんなことは考える能力はない。目の前で仲間が釣り上げられたとしてもだ。

だから、ガキおやじは、道糸はナイロン3~5号、ハリスはフロロカーボンの1.5号を標準と考えている。

糸が水中で見切られるとしたら、糸についた傷による光の乱反射が原因である。防波堤の縁や岩などに擦れてしまうと、糸は簡単に傷がつく。この傷の部分に光を受けると、光はメチャクチャに乱反射し、水中でくっきりと映ってしまう。これが魚の警戒心を煽ると言うことは当然考えられる。したがって、糸を細くすることよりも、フレッシュな状態の糸を常に使う方が、良い釣果に結びつくと、ガキおやじは思っている。

ただしこれはナイロン、フロロカーボンの糸の話。透明ではないPEラインは、細ければ細いほど良いと思う。透明PEラインが存在しない現在、これは致し方ないことである。でも、リーダーにフロロカーボンを2m程度使っているならば、道糸の太さなんか正直関係ないね。PEライン3号とかでも充分釣りになるでしょう。

糸が細い方が良いからと言って、フロロ0.6号のハリスでチヌなんかかけてみ。まず上げられないから。

ハリスはフロロ1.5号が万能であると、声を大にして言いたいのである。
2010.09.27 サンマ
サンマ。関東に拠点をおく人間には、サンマが釣り対象魚であると言うことはピンとこない。

しかし、北の太平洋側では、サンマが堤防で釣れるという。

北海道の帯広や釧路といった南部の沿岸では、ウキ釣り、サビキ釣りで陸っぱりからサンマを釣ることができるそうだ。

ダツ目の魚なので、関東で言うところのカマス釣りと同じような感覚なのであろう。しかしサンマが釣れるとは羨ましい。

職場の同僚に、岩手県陸前高田市出身の男がいるんだけど、彼に言わせると、サンマは『雑魚』なんだとか。

子供の頃、サンマ運搬のトラックから、積荷のサンマがボロボロ落ちたのを拾って、家に持って帰っていたそうだ。すると親から『そんな雑魚拾ってきやがって!!』と怒られたそうである。

晩のおかずには、何はなくともサンマ。刺身、塩焼き、干物、煮付け、糠づけ(!!)等々、調理法も色々あったそうだ。

ガキおやじは、転勤で岩手に住んでいた10年前、サンマの刺身と言うものを初めて食べた。酢味噌で食したのだが、こんなに美味いものが世の中にあったのかと感動を覚えたものだった。

今でこそ、輸送技術、保存技術の進歩で、回転寿司でも居酒屋でもどこでもさんまの刺身が食えるようになったが、当時はそれはそれはびっくりしたもんだ。

北の秋の海では、サンマが面白いように釣れるらしい。一度やってみたいなー、と思いつつ、今、サンマの塩焼きをおかずに晩飯中。
土曜日の朝、我が家では(というよりガキおやじだけかな?)、日本テレビ『途中下車ぶらり旅』を見ることが多い。昨日は、俳優の石丸謙二郎氏を旅人に、東武日光線の旅をやっていた。

東武日光といえば、大谷川(だいやがわ)のほとりに掛かる、世界遺産の神橋(しんきょう)が有名ですが、その大谷川で『日光テンカラ釣り』を楽しむ人が紹介されていました。

テンカラ釣りとは、いわゆる毛ばり釣りなんですが、一般的なフライフィッシングとは違い、リールを使いません。短めの延べ竿に仕掛けを結び、体を一杯に伸ばして、魚がいそうなところの上で仕掛けを『チョン、チョン』と小刻みに振って誘うと言う独特の釣り方です。

急流で川幅の狭い、日本の川ならではの釣り技法で、外国にはテンカラ釣りのような技法(リールナシ仕掛けの疑似餌釣り)はありません。

放送では、キジの羽を使い、ウスバカゲロウ、イトトンボなどの羽虫を模した自作のテンカラを作成していると言う、日光テンカラ釣りの伝道師的な人が紹介されていましたが、40cmはあろうかと言う、巨大ヤマメを釣り上げていました。

禁猟直前の産卵準備中のメスだったようで、リリースしていました(大谷川では9/19より禁猟になったようです)。

テレビでも初めて見たってくらい、巨大なヤマメ。国内有数の観光地で、人影が絶えない市街地にあんなのがいるとはビックリだ。大谷川は栃木県内の河川では有名な渓流スポットですが、中でも特に流れが早く、水量が多い川として知られています。非常に危険な流域ではありますが、一度攻めてみる価値はありそうです。

テンカラ釣り。リールを使わない分、機動力を武器に身軽に攻めることができます。ガキおやじもいつかやってみよう。
2010.09.25 魚捌ける?
突然ですが、釣り師の皆さん、自分で魚は捌けますか?

まさか、釣るだけ釣って、捌くのは奥さんに押し付けてるなんて方は・・・いませんよね?

釣りの裾野が広がって、サンデー釣り師、子連れ釣り師が増えている昨今、魚の捌き方、調理法が分からずにもったいないことをしている若葉マークのアングラーがいるんじゃないかなと思いまして。

『釣りたての新鮮な魚を、一番美味い食べ方で味わう権利がある』のが釣り師なんですが、前にも書いたけど、釣った魚の保存法、捌き方、調理法が適切でないと、せっかくの魚を台無しにしてしまいます。

台無しにしてしまうくらいだったら、元気なうちにリリースするか、持ち帰ってご近所の魚好きにくれてしまいましょう。

魚を捌くのは簡単ではありませんが、コツを掴んでしまえば意外と出来てしまうもんです。

でもこればっかりは、いくら本見て研究してもダメね。魚屋で安い丸魚を買ってきて、自分で練習するしかありませんね。

練習に便利なのはアジです。体形が魚の王道スタイルだし、身はブヨブヨしていなく、包丁を入れやすいし、小骨も少ないので、3枚おろしの入門編としてはベストです。ぜいご(尾びれの根元付近の硬い骨板)は、逆なでしてしまうと手をざっくりやってしまいますので必ず包丁でそぎ落としてから捌いてください。

アジを使って、3枚おろしと腹開き、背開きを体得できれば、たいていの魚は捌けるようになります。腹骨を漉き取るのが一番難しいかな?

それが出来たら今度は5枚おろしに挑戦です。これはカレイ、ヒラメの特殊なおろし方で、超難関です。

詳しい捌き方については、ガキおやじは人様にレクチャー出来るほどの腕前も、コツの知識も持っていませんので割愛(^^;

それでも、釣った魚を無駄にしてしまうようなことは無いよ。昔は散々無駄にしてしまったけどね。

もし、自分で捌くのがどうしても面倒であれば、行きつけの小料理屋があれば持ち込みましょう。貴方が顔なじみとなっていれば、いやな顔せずに捌いてくれるはずです。でも、捌いてもらった魚は、その店で最後まで料理してもらい、その店の中で食うこと。間違っても、捌いてもらうだけで、『ありがとう』と、店を後にしないことです。

値段は大将の言い値となってしまうけど、材料代がタダなので、『技術料』だけで鮮度抜群の絶品料理にしてくれます。

ガキおやじは、職場のビルの1階が小料理屋だったころ、しょっちゅう釣った魚を持ち込んで、大将に捌いてもらい、刺身や煮魚、唐揚げ、天ぷらにしてもらいながら酒を飲んだものです。

あるとき、職場の同僚と2人で久里浜出航の乗り合い船に乗り、カワハギ釣りをしたことがあったんだけど、2人で20数匹ものカワハギを釣ってしまった。持て余してしまい、家に帰らず会社に戻り、1階の小料理屋で調理してもらった。

大将は、『こんなカワハギが20匹以上も釣れるなんてすげぇな、ウチにも滅多に入ってこないよ。君らにはカワハギフルコースやってやるけど、全部食えないだろ? 2人で7~8匹もあれば充分だぞ。残りは他のお客さんに出してもいい?』と言われ、どうぞ快諾したところ、我々2人のカワハギ料理は全てタダにしてくれた。

刺身、肝和え、鍋、唐揚げにしてもらいました。全部タダ!! 酒代だけで大満足の反省会となりました。

大将が他のお客さんからいくら取ってたかは知らんけど(笑)。

魚を美味しく食べるにはスピードと低温維持が命。自分で釣って、自分で捌いて、自分で調理した魚を肴に酒を飲むのはサイコーですが、場合によっては、こういったウルトラC級の裏技を使い、プロにやってもらうのもまたサイコーです。

こういう馴染みのお店がない人は・・・自分で包丁捌きを覚えましょう。
『堤防・磯・投げ釣り情報』11月号に、非常に興味深い記事が載っている。

今月号のメイン記事は陸っぱりから狙うサーフ・トローリングで、沼津での青物釣りなんだけど、ガキおやじの興味はそこではない。

巻末に密かに取り上げられている、『村越正海のキャスティズム』のコーナーだ。『キャスティズム』とは、釣具メーカーのダイワが提唱している、磯での投げ釣りのことで、比較的根がかりしづらい胴突き投げのことを呼んでいる。用語としては定着していないけど(^^;

ガキおやじが20年以上前からやっている、『胴突き投げによるカワハギ釣り』だ。村越氏は、エサ取りの猛攻に苦労しつつも、良型のカワハギを上げていました。

大変奇抜な仕掛けが載っていて仰天したよ。

船釣り用の、針間隔が非常に短い、カワハギ用胴突き3本針仕掛け。ここまでは良いのだが、仕掛けの端末がなんとジェット天秤! ジェット天秤の先っぽには、何にも付いておらず、金属棒がブーラブラ。

これに何の意味があるのか良く分からなかったのだが、根掛かりに強いらしい。この仕掛けには脱帽。思いもつかなかったよ。

沼津のサーフトローリングは、ジグ、弓角、カラーパイプなど、色々な疑似餌を使って、イナダ、サバ、シイラを上げていた。ナブラに対するキャスト位置、リーリングの方法など、詳細に解説されています。

陸っぱりからの青物釣りと言えば、カゴ投げ釣りが釣果保証の王道なのだが、サーフトローリングは身軽な装備で遠くに仕掛けを飛ばせる分、広く探れるし、余計なギミックがついていない分、ダイナミックでダイレクトな釣り味を楽しむことが出来る。何と言ってもコマセの必要がないのが良い。

ガキおやじは疑似餌のサーフキャストはやったことないんだけど、記事を読む限り、とても面白そうだ。

堤防 磯 投げ つり情報 2010年 11月号 [雑誌]堤防 磯 投げ つり情報 2010年 11月号 [雑誌]
(2010/09/22)
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一般に、大潮の日は釣れる、小潮の日は釣れない。長潮は最悪と言われる。

果たして本当なの?

確かに魚の活性は、潮の動き方に左右されることが多い。しかし、ガキおやじは、基本土日しか釣りに行かないので、その日が大潮だろうが長潮だろうが、気にしたって仕方がない。行くと決めた日が長潮でも、それを理由に日を改めるなんて事はしない。

大潮の日が良いといわれるのは、実は魚の活性云々よりも、『干潮時に普段入れない沖まで歩いて行ける』ことにアドバンテージがある。

ちょっとした離れ根に乗ることが出来れば、釣れる可能性が格段に上がる。そりゃそうだ。普段、水をかぶっているため、釣り師が上陸しない岩場だもん。魚だってそういうところに居を構えるわな。そういう魚にとっての『パラダイス』に、大潮の日の干潮時には乗ることが出来るのだ。

特に春の大潮が、干満の差が大きいので、春先の大潮の干潮時の地磯釣りは面白い。いつもは乗れない岩に乗れると、それだけで釣れそうな気分になるよ。江の島裏磯、城ヶ島、一色海岸梵天の磯、横須賀荒崎の磯、剣崎、大浦海岸周辺の磯など、春の大潮は地磯釣りが楽しい。

堤防釣り、漁港なんかだと、あまり潮目は関係ないような気がするね。こういうところは、潮回りよりも天気の方が釣果を左右する重要なファクターだと思うのです。

タイドグラフ(潮時表)で、釣行する日の潮回り、満潮・干潮の時間を事前にチェックすることはもちろん重要だし、意味のあることですが、あまりシビアに考える必要はありません。

魚なんて、腹減ってて、目の前にエサがあれば食いつくんだから。
釣りのウデをあげるためには、見聞を深めるだけでは何の意味もない。実釣あるのみである。釣りのウデは釣りでしかあげることが出来ない。

道具の使い方、餌のつけ方、誘い方、合わせ方、取り込み方などのいわゆる『技術』もそうだけど、経験を積むと、ひょっとすると技術よりも大きいかもしれない『野生の勘』が身につく。

これは実に抽象的なものなんだけど、海の色を見て、風の匂いを嗅いで、太陽の位置を見て、あるいは他人が釣った魚を見て、自然と体が『ここはダメだ』と、微妙に場所を移動する、あるいはタナを変える、餌を大きくしてみる、小さくしてみる。あるいは『絶対これで釣れる』との信念を持ってタコ粘り・・・。

いわゆる『セオリー』で次の一手を打つのではなく、自分でもどうしてその手を打つのか分からないけど、フッと思いつく奇抜な一手。それが奏功するしないは別として、他人と違う手を打ってみる。

こういう行動を起させるのは、全て『野生の勘』だと、ガキおやじは思う。それも、目くら滅法的な奇抜な行動ではなく、経験によって身についた野生の勘に基づいた行動である。この行動が出来る人は、『奇跡の大逆転』を呼び込む潜在能力がある。

釣りは『感性』70%、『技術』30%のスポーツだと思う。魚を寄せて、フッキングさせるところから、取り込むまでが『技術』が大事になってくる部分であるが、それ以前の部分、たとえば天気、潮回りを考慮しての釣行場所・日時の決定、準備する仕掛け、エサ、現地で決定する釣り座、狙うタナ、探る場所等々、『魚と出会う以前』の行動で、その日の釣果の70%が既に決まってしまっているといっても過言ではあるまい。

では、こういう『感性』を研ぎ澄ますために、最も訓練となるであろう釣りとは何か?

・・・ズバリ『ヘラブナ釣り』である。

昔から『釣りはフナに始まりフナに終わる』という格言がある。これは本当である。

感性を研ぎ澄ますには、動的な釣りよりも、全神経を棒ウキの一点に集中して勝負する静的な釣りのほうが良い。

ヘラブナ釣りは、基本止水域で行う。腰をすえ、落ち着いてまったりと出来る釣りなのだが、大変難しい釣りである。

水に手をいれて水温を診て、さらに水の澄み具合を見て、タナの設定を微妙に変化させる。魚の活性、寄り具合を見て、練りエサの硬さを微妙に変える。風の影響を考慮して、あるいはアタリの出方を見て、ウキの大きさ、ガン玉の大きさを変える。あるいは日差しや気温の変化を感じ取り、ちょっと木陰の下を狙ってみる等々・・・。

釣りの感性を鍛錬するには、フナ釣りが一番良いという理由だ。簡単に釣れてしまう魚、向こうアワセでよい魚などは、感性を磨くという点ではあまり向かない。

また、海釣りはなかなか落ち着いて釣りをすることが出来づらい。まず干満があるし、風も出やすい。朝10時過ぎたら風の影響は絶対に出てしまう。精神を集中してじぃーっと『感性』を鍛える釣りは難しいのだ。

近所に池や沼があれば、是非フナ釣りで、『技術』と『感性』を鍛えて欲しいものです。フナ釣りにハマって、フナ求道者になってしまう人も多くいます。

『奥の深さ』で言えば、フナ釣りがNo.1であると言う人も少なくありません。
2010.09.20 魚の地方名
釣り歴30余年のガキおやじですが、生粋の関東人ゆえ、魚の地方名ってのを全く知らない。関東での呼び名が標準名であると、チト上から目線的なところもあるのは事実。

クロダイが関西名チヌ、メジナがグレってのくらいは知っている。しかし、つい最近まで、『ガシラ』ってのが何なのか、全く知りませんでした。

『カサゴ』のことを西の方ではガシラと言うとか。『ガシラ』と言う呼び方、何だか分からないけど衝撃を受けました。『カサゴ』よりしっくり来る様な、来ない様な・・・(笑)。

イシモチも、地方によってはグチとか、ニベとか(ニベとイシモチは厳密には別種の魚です)、アイナメも、アブラメとか、クジメ(アイナメとクジメも厳密には別種の魚です)とか言うところもあるそう。

地方名って調べると面白いね。

逆に、関東人が標準だと思っていた名前が、関東ドローカル名だったりするケースもある。

オイカワのことをヤマベと言う、ウグイのことをハヤと言うことなどは、関東ローカルのようですね。

ヒイラギのことを『ニロギ』、キューセン(ベラ)のことを『キザミ』、サンマのことを『サイラ』、スズキのことを『マダカ』、マコガレイのことを『クチボソ』、ウミタナゴのことを『コモチダイ』、カツオのことを『トックリ』・・・。

調べればキリがないほど、魚の地方名ってのは、その地方の数だけ存在しているようです。

ボクは極める気はありませんが、興味がある方はいろいろと調べてみては? 面白いですよ。
今日は、朝から息子の七五三の写真撮影で、近所の写真館へ。11月に正式に衣装を借りて参詣するんですが、今日は写真だけ。

無事撮影が終わり、まだ昼前だったので、家族でサイクリングへ。相模川を渡り、B-1グランプリを覗きに行こうと思ったんだけど、あまりの混雑振りで、相模大橋の渋滞が海老名の市街地まで延びていたので諦め、我が家から自転車で15分程度のところにある、県立相模三川公園へ行ってきました。

いやぁ、こんな近所に、親水公園があるなんて全然知りませんでした。

相模三川公園・相模川支流の鳩川に作られた親水公園 蛍が自生する鳩川の細流

この川は、相模川の支流・鳩川の一部を、親水公園化した場所で、魚獲りの親子連れで賑わっていました。

蛍が自生する細流として知られているようで、夏休みの夜は親子観察会が行われていたそうです。なんとか大学の教授のレクチャーによる水辺生物観察会もあったそうです。くそー、知らなかったぜ。

秦野戸川公園を流れる水無川のように、泳げるような清流ではありませんが、足だけ浸かる水遊び程度ならできそうです。

泳ぐ気にはなりませんが、そこそこ水は澄んでいます

魚を獲っている子供たちのプラケースを見せてもらうと、ウグイの稚魚、クチボソ、ドジョウ、ニゴイの稚魚などが獲れていました。次に来る時は、網とプラケースを持って来ようと思います。

また、この公園は、本格的な遊具もあり、水辺が苦手な子供たちも充分楽しめます。遊具の下は全面にウッドチップが敷き詰められており、転んでも痛くないでしょう。

立派な遊具があり、子供は夢中になって遊べます

帰路、田んぼの中の道を走っていると、用水路で釣りをしている母娘を発見。何を釣っているのかと思いきや、ザリガニでした。用水路を覗き込むと、何と気持ちが悪いほどの大量のマッカチンが!!

田んぼの横の用水路にマッカチンの大群

我が家の子供たち、釣りしている女の子から竿を借り、しばしザリガニ釣りに没頭していました。

10分程度で10数匹釣ったでしょうか。大量のザリガニはチョット気持ち悪かったね。トウフ(日本ザリガニ)が殆どいなかったのが残念でした。

ひとしきり遊んで、家に帰る途中、道端に巨大なシマヘビが・・・。

シマヘビ・・・

こんなアスファルトの上では車に轢かれてしまうと思い、田んぼの中に放しました。

それにしても海老名はつくづく田舎だぜ・・・。